演者
素囃子 藤田 六郎兵衛、 上田 敦史 ほか
「絵馬」 梅若 玄祥(人間国宝) 、 藤田 六郎兵衛 、 大倉 源次郎 ほか
チケット: 〈S席〉 8,000円 、 〈A席〉 6,000円 、 〈当日立見席〉 3,000円
主催: 風ミュ実行委員会
後援: 兵庫県、 三田市
協賛: 株式会社ロック・フィールド、 谷松屋 戸田、 三田南ロータリークラブ、 ハニーFM
協力: 梅若 玄祥、ダンスウエスト
制作協力: 山村 貴司
5回目を迎えた「新宮 晋 風のミュージアム」での野外公演、またまた素晴らしいお天気に恵まれ、ゴールデンウィーク直前の時期にもかかわらず500人の観客が集まって下さいました。
公演に先立って今回は、谷松屋戸田のご好意でお茶席が設けられました。パリから来た、仏英ポルトガル混合チーム総勢25人や、「いちごエクスプレス」に出演した外国人チームをはじめ、色んな国から沢山の方々が集まって下さったのは嬉しいことでした。
第2回の「風の能」演目は「絵馬」です。国際的な雰囲気の中、能楽への期待が高まるうちに、プロペラがくるくると降りて行き、お調べの笛の音が聞こえ、いよいよ「絵馬」が始まりました。内容はプログラムをご覧下さい。だんだん暮れていく空の色、水の上に灯された2つの薪、気がつくと高く昇った細い三日月、大自然の只中で能楽を演じて頂く醍醐味が味わって頂けたことと思います。アマテラスの岩戸隠れの伝説は、日蝕を表していると言われます。
伊勢神宮参拝の勅使の前に老人夫婦が現れる
雨と好天に恵まれる人民快楽を祈って白駒と黒駒の2つの絵馬を奉じる
間狂言では蓬莱の鬼が宝物を捧げる
後場では、天照大神、天鈿女命、手力男命の三神が現れ舞う
天岩戸にお隠れになった天照大神が出て来られ世界に光が戻る
天下泰平を祝って三神が舞われる
最後に光の線が天に昇っていくかのような演出