東日本大震災の被災地 閖上(ゆりあげ)の地に、鎮魂と復興への願いを風に乗せて、「元気キャラバン閖上」を開催。
世界の僻地6ヵ所を巡った「ウインドキャラバン」の作品群21点と、今や120点になった「元気のぼり」が風に舞う。
09:00〜 閖上漁港周辺。
ボランティア、宮城県美術館、新宮アトリエチーム、全部で100人以上の方々が力を合わせて、3ヵ所に元気のぼりを設置し、閖上漁港にウインドキャラバンの作品群を設置しました。
8月10日 ボランティアと一緒に「元気キャラバン」作品群の組立
14:46 参加者全員が海に向かって黙祷。その後サックスの演奏(保田 智彦)。
「鎮魂・夕日のセレモニー」として、参加者は3色の風車にメッセージを書き、日和山神社の斜面に立てて「元気」の文字を作りました。
17:00からは鎮魂・再生のパフォーマンス「海の星」が上演されました(大串 孝ニ/伊藤 文恵)。
翌8月12日朝5時からは、「希望・朝日のセレモニー」として朝の光の中に熱気球が上がりました(名取バルーンチーム「風船小僧」)。
地震と津波で破壊された閖上漁港
家々はほとんど全て流された
日和山神社に風車の花が咲く
日和山神社から元気キャラバンの作品群を望む
佐々直の工場跡に展示された「元気のぼり」
貞山堀沿いに展示された「元気のぼり」
閖上小学校に展示された「元気のぼり」
熱気球「いろは」からの眺め
希望・朝日のセレモニー(名取バルーンチーム「風船小僧」)
オレンジ、黄、黄緑、白の4色のセールが風に舞う
09:00〜 閖上漁港周辺。
ボランティアの方たちと作品群の解体撤去作業
日時: 2012年7月29日(日)10:00〜16:00
会場: 名取市文化会館 小ホール
名取市長の挨拶に始まり、地元の参加者62名が願いや祈りを込めて熱心に元気のぼりを描きました。